■ヤッタオル!のタオルの話
タオルのパイルとは
タオルのパイルとは
パイル」とは、タオルの表面に並んでいるループ状の糸のことを指します。
タオルをよく見ると、ループ状の糸がたくさん集まっているのがわかります。一般的な布織物が2次元(平面)だとすると、タオルは3次元(立体)となり糸面積が何倍にも増えることで水をよく吸ったり、ボリュームがでて拭き心地が良くなるわけです。
タオルは織物で、織物とはタテ糸とヨコ糸が垂直に交差することで出来る生地のことを指します。普通の布織物はタテ糸とヨコ糸が1本ずつなのに対して、タオルの場合、タテ糸がパイルとなる糸(上糸)、パイルを支える糸(下糸)の2本あるのが特徴となっています。これらのタテ糸とヨコ糸が3本交わると一つのパイルが形成されます。
パイルの長さや密度によって、タオルの肌触りや吸水性が変わってきます。
パイルが長い/ふわふわとした肌触りで、吸水性が高い。
パイルが短い/肌触りが滑らかで、乾きやすい。
パイル密度が高い/吸水性が高いが、乾きにくい。
パイル密度が低い/乾きやすいが、吸水性が低い。
タオル全体がパイルになっているものを「オールパイル」と呼び、名入れ用にタオルの両端がパイルでなくガーゼ織になっているものを「平地付タオル」と呼びます。
当店では「のし付きタオル」のホワイトタオルとカラータオルは「オールパイル」それ以外は「平地付タオル」となります。